「子持ちの女なんて子供が具合が悪くなるとすぐ仕事を休むから会社にいらない!」ワーキングママが大嫌いな最低上司。
20代の頃グラフィックデザイナーをしていました。
女性もいる職場で、ワーママが3人いました。皆さん保育園から高校生のお子さんを持っていて仕事をしていました。保育園のお迎えや子供の帰宅時間があるので皆さん効率よく仕事をし、仕事と家庭を両立していて凄いなと当時独身の私は感心して3人のワーママを見ていました。
小さいお子さんがいるとどうしても風邪などの体調不良で早退や欠勤をしてしまうことがあります。それは仕方がないことだと思っていましたが、それを面白く思っていないのが男性上司でした。
保育園に通っているお子さんを持っている社員の方が、お子さんが胃腸炎になってしまい3日間休んだときのことです。
今日も休みと聞いて上司がいきなり声を荒げ
「子持ちの女なんて子供が具合が悪くなるとすぐ仕事を休む!子持ちの女なんか会社にいらない!!」
と言ったのです。
社内はシーンとなりましたが、上司の仲の良い子煩悩な男性社員から
「まぁまぁ、子どもが小さいときは仕方がないから。」
となだめていましたが、納得いっていないようでした。
その後誰もその話について触れませんでしたが、女性社員は皆苦い顔をしていました。
翌週、その上司と外回りすることになったのですが、そのとき上司にとんでもないことを言われたのです。
「きみ、今彼氏いるよね?結婚いつするの?とうぶんしないんだね。すぐ妊娠されると困るからさ。もし妊娠したらリモートで仕事出来るようにするから安心してね。」
育休産休なしで働けと言っているのか疑問で、その場は「はい」と返事してしまいましたが、モヤモヤした気持ちが残ったままでした。
上司は他の独身の女性社員にも同じようなことを言っていたようです。
このまま結婚に妊娠をしたら一生会社の奴隷になりそうな気がしたので、会社を辞めフリーランスで仕事をすることにしました。
フリーランスになったのは、やはり上司の発言もあり他の会社も同じ意見を持っている人もいるだろうと思ったからです。フリーランスになり変な遠慮をしなくてすんだので良かったです。