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総務人事(工場)

大手の中間管理職は激務。3年以上毎月平均130時間以上の残業で眠れなくなった話

まーちゃん:男性 / 55歳

私は化学メーカーの工場勤務で、総務人事職をしていました。

当社は、労働組合があり、いわゆる組合の権力も強いことから、労働組合員の就労については、管理が厳しくなります(締結した協定よりも多く時間外をさせられないなど)。こういった観点から、業務繁忙期がくると、私たち「中間管理職」の業務量は過剰になります。

理由は、一般社員が業務量が増えても、「労働組合」の力が強く、一定残業時間は残らせることが不可能になります。この状態になると、中間管理職は、一般職の仕事まで代わりにこなす労力が発生してしまいます。有能の部下なら、業務をこなすスピードも速く、ありがたいのですが、皆そのような社員ばかりではありませ130私の場合、3年以上、毎月平均130時間以上の残業をしいられました。まともな休日など、ありません。朝起きて、夜の12時過ぎまで、仕事を繰り返す。そんな、業務が永遠と続く形になりました。辛すぎて、辛すぎて、何度もやめようかと、考えましたが、子供の学費、生活費、住宅ローンを考えると、やめるにも決断が必要でした。

そんな日常をつづけていた矢先、体調面に変化が現れました。夜は寝れなくなり、疲れが取れない。「限界かな」と思いました。
妻に相談したところ、「もう、無理しなくていいんじゃない」の一言。胸の重圧が「一瞬で軽く」なりました。
それ以来、早く次の仕事を探さないといけないため、奮起し、同職種を探すことができました。収入面こそ、減りますが、自分の好きな職種でワークライフバランスがあって休暇が取れる、しかも自分の趣味の時間も作れるようになりました。もちろん妻とも一緒に出かけることができるなど、思い切って妻に悩みを打ち明け、転職できたことに感謝したいです。

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