生命保険営業(営業)
生命保険の営業はしんどい。実力主義の成果報酬で、勝ち組はごく一部だけ?
山本:男性 / 42歳
外資系生命保険会社で、生命保険の営業をしていました。
生命保険の営業を始めたきっかけは、ヘッドハンティングされたからです。
後から聞いたら、ヘッドハンティングの担当者は就職希望者を見つけたらお金がもらえるという制度で、結局は手当たり次第に連絡をかけていたようでした。
保険の営業ですが、最初は親戚や友達、前職の知り合いなどに営業に行きます。でも、なかなか話も聞いてもらえず結果も出ず、苦しい仕事だと思いました。
所長は、「やりがい」や「生命保険の重要性」などを盛んにアピールしますが、結局はほとんどの人がもう生命保険にも入っており、商品自体にそれほどの会社の差はありません。
よって、今のものをやめて新しいものに切り替えてもらうのは容易ではありません。
話は聞いてもらえない、アポイントは取れない、保険は売れない、挙句の果てに友達も失ってしまうと、常に辞めたいと思い始めました。
それでも、親戚などは保険に加入してくれる人もいて最初の1年くらいは生活ができましたが、お客の広がりは少なく、2年目には退職をしました。
やる気やスキル・技術だけでは生命保険の営業としての成功は難しいと思いました。
一方で、結果を出せる人もいるので自分の向き不向きを考えてから転職するんだったなぁと思っています。