自己都合で今まで勤めていた会社を辞め、「慢性的な人手不足ですぐに採用されるだろう！」と安易な気持ちで介護の世界に入りました。
思わく通り、面接した当日に即採用！
ここまでは予定通りだったのですが……

仕事内容も、「どうせ、おじいちゃん、おばあちゃんの話し相手になるだけだから楽勝！」なんて舐めていました。
ですが、現実は私の想像を遥かに超えていました。

朝食の準備、後片付け、サポート！
トイレのお世話！
お風呂の介助！
夜は見廻り！

万が一にも利用者さんに何かあったら大変なんで、一日中、気が全く抜けません。

しかも、全く言う事を聞いてくれない高齢者の方々！
時には無理難題を突きつけてきます。

先日なんか、利用者のお散歩の付き添いをしていた時、おじいちゃんがつまづいて転んでケガをしてしまいました。
ケガの具合は軽症です。

確かに付き添いをしていた私も、足元の段差に気づかなかったことは悪いと自分でも思っています。
しかし、ベテラン社員にはすごい剣幕で怒られ、利用者からは怒鳴られ、利用者の家族からは罵声を浴び、精神的にやられてしまいました。

もう、無理です。限界です。
介護士の仕事は辞めます。
もう、懲り懲りです。