食品工場で食品の加工を行っていました。

扱う商材は主に果物・野菜で、果物の取り扱いが八割程度です。全国各地から集めている果物を加工しているので、日によって製造工程が変わったり、何に加工するかも変わるので比較的に面白い工場でした。大きく分類すると果物から果汁を絞り出す搾汁、スライス、乾燥、糖付け、濾過、充填、梱包などの作業がありました。

職務内容に関しては、どこにでもある食品工場という感じでしたが、その裏側がとても黒い状態です。その実態はサービス残業が長い旧時代的なブラック企業です。

新人の私たちは朝早くに来いと始業時間の一時間前に来ることを暗黙の了解とされています。一度、少し遅れていったことがあるのですが、それに対してやる気がないのかとの叱責を受けることもありました。終業の残業は新卒の私たちは一時間程度でしたが、少し上の先輩社員は二時間程度残っているとのことでした。それに対して残業代が支給されないのはやるせない気持ちになっています。

そして本社では会議があるのですが、会議の前にタイムカードを切って、そこから会議が始まるそうなのです。本当に怖い会社だと実感しました。早く辞めたいと思っています。