中途採用として、2年ほど前から現在の会社に入社しました。

この会社に応募したきっかけは、自分がこれまで培った社会保険関連の知識を、存分に生かせると思ったからです。
総務部に所属すれば、社会保険の手続きや給料計算など、社員の勤怠管理に自分の能力を活かせると思っていました。

実際、求人の内容も私が望んでいた業務内容でしたし、面接の際にも、入社できればこのような業務を対応してもらう、と言われていたのです。
なので、無事に採用された時には本当に嬉しく思いました。
ところが、です。

蓋を開けてみると、社会保険や給料計算にまつわる業務は別の部署が担当していて、私の配属された総務部での業務は、いわば「雑用」ばかり。
聞いていた話とは違ったので、少し慣れた頃に勇気を出して、同じ部署の先輩に聞いてみました。
すると、総務部でも社会保険の手続きをするが、あくまでも補佐的な役割だと言われたのです。
総務部としての1番の業務内容は、毎日会社に届く郵便物の管理や、社内の備品管理など、本当に雑用ばかりでした。

そして驚くことに、社長から頻繁に「おつかい」をお願いされるのです。
「○○が食べたいから、近くのお店で買ってきて」「○○に行くから、手土産に○○を買ってきて」など、こんなお願いばかりされます。
しかも、社長の個人的なおつかいです。
毎日毎日社長のおつかいばかりさせられているので、こんなはずじゃなかったのにと、毎日が辛くて仕方ありません。
本来なら社会保険関連の仕事や、給料計算にまつわる仕事をこなすはずだったのに、せっかくの再就職が台無しだと思えて悔しいです。
こんな会社にこのままいても、スキルアップどころか社会人としての能力さえ失われそうで、不安で仕方ありません。
まだ行動に起こしていませんが、できるだけ早く転職したいと考える日々です。